2022年 12月号の特集は「冬ごもりだから読書でじっくり学ぶ　一歩先を行くための教師の学びブックガイド」です。

『教育トークライン』の谷和樹編集長は、TOSS教師の基本文献として下記の5冊を挙げています。
①　授業の腕を上げる法則
②　子供を動かす法則
③　学級を組織する法則
④　いじめの構造を破壊する法則
⑤　向山の教師修業十年
(いずれも向山洋一著　学芸みらい社)
教職大学院で学ぶ学生にも、まずこの5冊を薦めているそうです。

特集の内容は下記のとおりです。
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1,TOSS教師の基本文献
2,教科の専門性を高めるこの一冊
3,教え方の専門性を高める私の一押し本　～そのポイントと私の読み方～
4,仕事の技を身につけるならこの本　〜そのポイントと私の読み方〜
5,番外編「漫画ぐらい真面目に読もう」〜教師必読の漫画ランキング　ベスト10
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このラインナップで、TOSSの実力派、読書家の先生方にご執筆いただきました。
どの論文も、教師の必読書をご紹介いただくだけでなく、ご執筆の先生の「読み方」まで学ぶことができます。また「5,番外編」については、まんが好きであっても世代が違うと全く知らない作品があるということを実感させられる論文です。

【内容】
〈TOSS教師の基本文献5冊と一歩先を行く読み方〉
向山氏の基本文献は、読者の力量に応じて新たな発見をもたらす(椿原正和)
〈教科の専門性を高めるこの一冊〜そのポイントと私の読み方〉
国語教育史を学べる本(田丸義明)
社会科の基本と歴史、すぐ使える発問・授業をあなたへ(川原雅樹)
向山洋一著『向山の教師修業十年』(井上好文)
難しい専門書ではなく楽しくやってみたいと思える専門書(吉原尚寛)
〈教え方の専門性を高める私の一押し本〜そのポイントと私の読み方〉
『新版 授業の腕を上げる法則』(学芸みらい社)(林健広)
評価は「①何を ②何のために ③どのように」(白杉亮)
学校現場の教師が行うカリキュラムマネジメントの実際(駒井隆治)
向山型「教え方」の具体例を多々学べるこの一冊(長谷川博之)
〈仕事の技を身に付けるならこの本〜そのポイントと私の読み方〉
応用行動分析を学ぶことで「科学的アプローチを手に入れる」(小嶋悠紀)
1.感動する実践記録を読む　2.異業種の仕事から学ぶ(水野正司)
硬派な自分になって学級を統率しよう(松﨑力)
〈番外編「漫画ぐらい真面目に読もう」〜教師必読の漫画ランキングベスト10〉
嗜好を知るには、その世代で流行する漫画を読む(後藤隆一)

TOSSのICT教育のトップを走る1人である塩谷直大氏は、『教育トークライン』で様々な実践報告や指導案をご提案くださっています。
今回の「日本の子供たちに『動画読解・WEB読解』を身に付けさせよう!」のコーナーでは、大人でも知らないようなWEB知識を、子供に分かりやすく教える実践方法を教えてくださいました。
WEBページの構造として、「親ページ」と「子ページ」があることを子どもに理解させます。
その際に「パンくずリスト」という言葉を用いています。
この「パンくずリスト」、「ヘンゼルとグレーテル」の童話のようにたどっていくことができます。
この名前、大人でもWEBに詳しくないと知らないのではないでしょうか。
子供に教える際、大人も知識を身に付けなければと思わせてくれる実践でした。

専門知識を分かりやすく指導する方法は、トークライン12月号でご確認ください。

『教育トークライン』11月号より、巻末(編集後記の後)に「TOSSセミナー　アンケート広場」ができました。
このコーナーはTOSSで行われた主要なセミナーの参加者アンケートから、TOSS代表でありトークライン編集長でもある谷和樹氏が、内容の素晴らしい回答を選び、コメントを添えて掲載するものです。
谷編集長と校正担当の板倉弘幸氏のご希望で、「ぎっしり詰まった」誌面となっております。
ぜひ、隅々までじっくりとお読みください!