2023年12月号(No.564)は、「『教育技術』を使いこなすプロの力」の特集です!
『教育トークライン』の谷編集長はいいます。
「自分の担当する分野のスペシャリストとしての力量が教師には必要です。どんな職業であれ当然のことです。
専門職としてのプロは、素人には全くできないようなことを涼しい顔でやってのけます。だからこそ専門職なのです。
そうした専門的な技術はいくつもありますが、基本となるのは次の三つです。
① 原則的な教育技術
② 技法的な教育技術
③ 技能的な教育技術」
今、盛んに取りざたされている「探究的学習」「子供を主語にした授業」「教えない授業」ですが、それらの新しい実践を行うにも、基本的な教師の力量、教育技術は必要です。そして、そういった基本的な技術を使いこなせてこそ「プロの教師」といえるのではないかという意図のもと、谷編集長は今回の特集を企画されました。
トークライン12月号では基本的な技術を駆使している実力派の先生方に、教師として使いこなさなければいけないベーシックスキルについて詳しく語っていただいています。
【内容】
〈向山洋一「授業の原則10カ条」を教室で意識したとき〉
「趣意説明力」はプロの必要条件である(長谷川博之)
1つのポイントを簡潔に指示し、できたら次のポイントを1つだけ指示する(木村重夫)
まずは空白禁止の原則を意識し、その上でICTを活用する(吉原尚寛)
「確認」・「簡明」が伴うことで、クラスが「学びに向かう集団」化する(桑原和彦)
個別評定によって子供たち一人一人のやる気を高め、技を上達させる(上木信弘)
勉強の苦手な子を「励まし続ける」(水本和希)
〈私のとっておきの教育技術を公開〉
国語:子供たちはルーブリックをもとにどんどん書いていく(林健広)
社会:「指名なし発表」は短い時間で何度も体験させる(許鍾萬)
算数:子供たちが「シーンとなって取り組む」教育技術(松島博昭)
理科:考えをノートに「確定」させ、話し合わせる(塩谷直大)
〈授業をささえる教師の「ベーシックスキル」〉
私が見ていたのは、ほんの一部の子だけだった(手塚美和)
声(トーン)を使い分けることで、大きな音に慣れている子供たちの注意を惹き付ける(小林智子)
〈プロには見える〜探究的な学習の裏で働く教育技術〉
子供に任せているだけでは学習が活性化しない(小嶋悠紀)
ICTを活用するには技術がある(小川晋)
「授業のベーシックスキル」は最終回です!
最終回は「ベーシックスキル10「時間間隔」(5)」です。
これまで『教師のベーシックスキル7+3』①②が単行本として刊行されていますが、今回の2023年12月号分の原稿をまとめ、単行本も『教師のベーシックスキル7+3』③で完結する予定です(2024年春頃刊行予定)。
谷編集長、長い間の連載、お疲れさまでした。
さて、「授業のベーシックスキル7+3」は終了しましたが、『教育トークライン』誌の谷和樹氏の連載はこれからも続きます。
新しいテーマは「谷和樹教授の「授業の原則10カ条」講座~子供が変わる教師のベーシックスキル~」です。どうぞお楽しみに!
2人の人気女性ライターによる向山洋一・旗の台お祭りレポート!
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購読を迷われている方は、ぜひ、アクセスしてみてください。
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デジタル・トークライン
「デジタル・トークライン」12月号
【CONTENTS】
1、向山語録 「最初の15秒ぐらいで全体をつかむべきですよね」
2、谷編集長の5minアンサー「向山洋一氏の文章の読み方」
3、高段者が答える「私が困っていることQ&A」デジタル版!
林健広先生 「対応力を鍛える」
4、特集:「『教育技術』を使いこなすプロの力」
5、デジタル・トークライン連動企画!
6、大成功の絵画工作指導(カラー画像)
7、今月のサークル動画
8、本誌掲載論文の関連カラー画像
①写真で解説!TOSS流板書術・ノート術
②授業が激変!TOSS指導法最前線
③現在進行形の教科書単元
④「基礎基本の授業例」と「主体的で深い学びの授業例」
⑤授業技量向上の法則
⑥人気女性ライター トークラインここだけの裏話
9、本誌PDF
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この商品に対するお客様の声
バックナンバーまで全てそろえたい雑誌
2019/11/09 投稿者:富樫僚一 おすすめレベル:★★★★★
毎月届くのが楽しみです。
明日学校で使えるネタが充実している上、特別支援教育や授業
力向上の秘訣等について、本格的に学べます。
わたしは、同じ勉強会の仲間と毎月読み合わせもしています。
学びが深まります。
本棚に並べる
2019/02/26 投稿者:海野弥生 おすすめレベル:★★★★★
特集、教科のページなどその月に合った内容がつまっているので、
1冊だけではなく
年間を通して、本棚に並べておきたいです。
学びになる一冊です
2018/12/16 投稿者:木田 おすすめレベル:★★★★
研修会などにでかけることができないと
き、この一冊を読んで勉強しています。
学年別のページでは単元のポイントが書か
れていて助かっています。
バイブルがわり
2018/12/15 投稿者:原田朋哉 おすすめレベル:★★★★★
各教科の特集。
特別支援の対応。
仕事術などなど。
季節に応じたタイムリーな情報がこれでもかと入っている上質な冊子です。
昔からいつもカバンに入れてバイブルのように持ち歩いています。
今では、表紙裏のQRコードからデータ版をダウンロードでき、携帯に入れて、持ち歩くことも可能になりました。
お守りみたいに大切にしている冊子です。
自分にとってお気に入りのページを
2018/12/14 投稿者:田代一馬 おすすめレベル:★★★★★
最先端の情報や明日から使いたくなる指導
法が学年別で紹介されています。
読むコツは届いたら本棚にしまうのではな
く、すぐに開封して読み始めること。そう
するとぐっと引き込まれる内容ばかりで
す。
教育トークライン誌は「教育」をテーマに、授業論から学級経営運営論、はたまた社会貢献活動まで幅広く取り扱っています。
「明日の授業について何をどうしたらいいのか。わからない」
「授業の基本ってそもそも何なの?」
といった素朴な質問にも自信をもってお答えできる雑誌です。
毎月810円弱の投資で教師力がUPすること間違いなしです!!
年間定期購読料9800円。
毎月15日発行。年間12冊。
※書店では販売していません