セット内容
著者紹介
新宿日本語学校について
新宿日本語学校(SNG)は、1975年に設立された日本語学校です。東京都知事認可の各種学校で、文部科学大臣指定準備教育課程のある学校法人立の日本語学校です。学校では、50カ国以上、500名前後の学生が日本語を勉強しています。
視覚的に覚えられる学習方法、江副式教授法を開発し、その可視化した教授法を利用してNTTコミュニケーションズ株式会社とVisual Learning .Japaneseというソフトを共同開発しました。VLJを使ったブレンド学習により、学生は場所を選ばず、学習を続けることができ、日本語の基礎をより早く学ぶことができます。
新宿日本語学校HP:https://www.sng.ac.jp/jp/
無理なく日本語の構造が理解できる 日本語の品詞を可視化したカードです!
TOSSの前代表、向山洋一先生が名付けた『江副文法』。
その一番わかりやすい部分は、日本語の文法を可視化させたことだ。
このカードを「重箱カード」と読んでいるのは、日本語には定型表現を除けば文型はないという考え方による。
「明日、学校へ、バスで行きます」も言えるし、「行きますよ、学校へ、バスで、明日」と言うこともある。すなわち、重箱のように一番上におかずが来て、二番目にご飯が来て、一番下にデザートが来ても、それが逆になっても、お弁当は同じお弁当という意味と同じと理解していただきたい。
カードは、大きく分けると、三角があって、活用する言葉の群と、長方形のままで、活用できない言葉に分けている。
そして、活用する言葉は寒色系のカードを使い、いわゆる用言にあたる。
暖色系のカードは活用しない言葉で、いわゆる体現にあたる。形容動詞は少し扱いが異なった理、時数詞という聞き慣れない品詞があるが、それは勉強してからのお楽しみだ。そして、文は「情報」と「述部」に分かれていて、その間に助詞が入る。
助詞は二列に綺麗に分かれていて、一列目は「情報」と「述部」の間がどのような関係にあるかを述べる「関係助詞」。
二列目は、「情報」から選択する「選択助詞」だ。これらを図形で示しているので、言葉による説明はできるだけ避けてクラスで使っていただきたい。