こちらはポスト投函可の商品です。
ポスト投函でのお届けをご希望の場合は、カートの中にはポスト投函可商品のみを入れ、
【サイズ係数合計:200、 重さ係数合計:900】以内としてください。
目次
4月 混沌緊張期に学級を組織する鉄則
5月 小集団成立期も「増やしたいことは褒める」が原則
6月 問題行動続発の6月には説教ではなく語りを増やそう
7月 夏休み明けを見据えた一学期の締めくくり方
8月 休み明け1週間で一学期の到達レベルを取り戻す
9月 日常生活の質が非日常行事の成否を規定する
10月 生徒・保護者・教師の心をつなぐ学級通信の活用法
11月 「子どもの事実」はつくるものではなく生まれるものである
学級づくりの最強アイテム「学級通信」で生徒へ情熱を伝えるトークや、教師と固い絆で結ばれた生徒同士が集団として動く実例など、実際に配られた学級通信のテキストで解説。
"まえがぎ”より
4月の出会いの日、私は一人ひとりに1冊のノートを贈る。
表紙には彼らの氏名を丁寧に書き入れておく。
このノートに、生徒は日々感じることや考えることを綴る。
学級生活や授業の感想に始まり、部活動の悩み、友人への励まし、誰々のように努力するという決意、学級への問題提起等が織られていく。
私はそれらを学級通信に載せる。
基本は帰りの会の前に当番が配る形である。授業で扱うことも時折ある。
翌日、日記には読後の感想が綴られる。それをまた通信に載せる。その翌日はまた感想が届く。
この積み重ねで1年が過ぎてゆく。
学級通信は一方通行の連絡掲示板ではない。
主張、質疑応答、批判等が入り乱れる、真剣なコミュニケーションの土である。
コミュニケーションの輪にはもちろん、担任である私も入る。
また、保護者も参画する。
大人たちが真剣に綴った文章もまた、多々掲載されるのである。
TOSS副代表 NPO法人埼玉教育技術研究所代表理事 TOSS志士舞代表 長谷川博之