目次
【目次より】
第1章 驚きの活用法! 教材・教具が活きる新たな指導
①ビブスを活かした体つくり運動(TOSSスロートレーニング)
②新聞紙で楽しみながら感覚を統合していく体ほぐし運動
③テニピンで広がる個を活かすネット型ボール運動
④肋木の魅力と価値を引き出す多様な運動
⑤平均台で生まれるバランス感覚の多様な運動
⑥ターザンロープで体感するスリリングな運動
⑦庭園での築山を活用した環境活用型の運動遊び
⑧外遊具での創造的な園庭運動遊び
第2章 挑戦力を引き出す! 教師の導き方で進化する子供の力
①瞬間の判断力を養う長縄連続飛び
②ボディ・イメージを育成するマット運動
③腕支持力を強化する跳び箱運動遊び
④持久力を鍛える走の運動
⑤投力をアップする投の運動
⑥表現力を伸ばす阿波踊り
⑦リズム感を育むニャティティソーラン
第3章 競い合う楽しさ! 子供を熱中させるルールづくり
①バトンパスが上達するリレーの工夫
②どの子もシュートができるようになるバスケットボールの指導
③ボール操作力を高めるバスケットボールの訓練法
④能力差を超えるタグラグビーのチーム・ビルディング
⑤個別最適化と協同的学びを実現するなわとび運動
⑥運動量を確保するベースボール型運動
★コラム:6時間でできる「タグラグビー」指導テキスト ……ほか
著者紹介
桑原和彦(くわばら・かずひこ)
1970年、茨城県生まれ。国士舘大学文学部卒業後、茨城県の公立小学校教師となり現在に至る。TOSS向山型体育研究会代表、NPO法人子どもみらい飛行代表、TOSSサークル茨城NEVER代表、日本チャレンジランキング連盟副会長を務める。子どもに成功体験を積ませるイベントや、子どもの教育に携わる人々への研修会などに関する事業を行い、子どもの『たくましく生きる力』や子どもの教育に携わる大人の『教育力』の向上に寄与することを目的として活動している。主な編著書に、『「体育」授業の腕が上がる新法則』(授業の腕が上がる新法則シリーズ)、『「体育」授業の新法則』基礎基本編・低学年編・中学年編・高学年編(授業の新法則化シリーズ)〔以上、学芸みらい社〕、『集団遊びスキルBOOK』(教室で指導するスクール生活スキルBOOK④)、『学級レクが3倍盛り上がる集団遊び50選』、『特別支援が必要な子を包み込む“仲間づくりゲーム”50選──発達障害児の集団適応力を伸ばすエクササイズ』〔以上、明治図書〕など。
体育授業が劇的に変わる「声かけ」の成功法則!
6年生児童40名が3分で410回という記録をもつ長縄指導をはじめ、園児・小学生・中学生・高校生・大学生、支援を要する子供たちに成功体験を積ませた「声かけの指導」の詳細を、豊富な実践と発達支援の最新知見に基づいて解説。
教材は長縄跳び、跳び箱、マット運動から、新聞紙やビブスなどの新たな活用法による創造的な運動まで、幅広く網羅──。
指導言(声かけ)の全文例と動画により、どの現場でも実践可能。「体育指導の達人」が伝える、体育授業の可能性を広げる一冊。
著者: 桑原和彦(くわばら・かずひこ)
出版社 : 学芸みらい社 (2025/2/20)
ページ数:244ページ
仕様:B5判