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目次情報
オンラインのベーシックスキルの必要性
教師のベーシックスキル7+3〈一覧〉
Ⅰ 教師のベーシックスキル6「対応・応答」
⑴ 褒める
⑵ 「ブーイング」への対応
⑶ やんちゃ君への対応 52
⑷ 「不規則発言」への対応
⑸ 「非言語的な対応」とは
⑹ まとめ ・121
ベーシックスキル6「対応・応答」のチェックリスト
ベーシックスキル6「対応・応答」私の体験談
Ⅱ オンライン授業での教師のベーシックスキル
オンラインで変わるもの、変わらないもの
教師のベーシックスキル(オンライン)
「表情」
教師のベーシックスキル(オンライン)
「声」
教師のベーシックスキル(オンライン)
「目線」
教師のベーシックスキル(オンライン)
「リズム・テンポ」
教師のベーシックスキル(オンライン)
「作業・確認」
教師のベーシックスキル(オンライン)
「対応・応答」
教師のベーシックスキル(オンライン)
「称賛・激励」
ベーシックスキル(オンライン)のチェックリスト
ベーシックスキル(オンライン)私の体験談
第二巻 あとがき
「教師のベーシック スキル7+3」とは
全部で十項目ある。
授業の腕を上げたい人、教室で子供たちを惹き付け、熱中させるような授業がしたい人、そうした人たちに、まず基本的な前提として身に付けていただきたい項目だ。
元々は、大学生たちに講義するために整理した。本当に基本中の基本と思える項目である。
教員を目指すのであれば、この十項目は、できれば学生の間にクリアしておいてほしいと思っている。
(本著より抜粋)
本書2巻では、「 6.対応・応答」について解説をされています。
1. 表情(笑顔)
2. 声(声量・トーン)
3.目線
4. 立ち位置・動線
5. リズム・テンポ
6.対応・応答
7. 作業指示
+
8. 教材の駆使
9. 緩急
10. 時間感覚
シリーズ第1弾では、【1. 表情(笑顔)~5. リズム・テンポ】まで解説をしています!
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教師のベーシック スキル 6「対応・応答」
6「対応・応答」
授業である以上、教師がいて、児童・生徒がいる。
当然、なんらかの「やり取り」が発生しなければならない。
児童・生徒が発問指示に対して、リアクションに対してどうリアクションができるかが重要である。
インタラクションとかimmediacy とか言われる「即時的」フィードバックとしての対応・応答もある。
児童・生徒が提出したものに教師がフィードバックを評価・評定として返してあげるものもある。
オンラインで変わるもの、変わらないもの
そもそも「オンラインの授業だけが上手」という人はいない。対面の授業が下手ならオンラインも下手だ。
しかし、対面の授業が上手でもオンラインでは若干落ちる人もいる。
それは「オンラインに合った授業技量・技術」を意識しないからだ。
オンライン授業での教師のベーシックスキル
1 「表情」
にこやかな表情・あたたかな表情
TOSS授業技量検定のF・E・D表に出てくる重要項目の一つだ。
オンラインの授業でも「表情・笑顔」は大切である。
2 「声」
オンラインでの同時双方向授業には、オンラインならではの難しさがある。
「声」ひとつとっても、ネットのスピードや機械の性能に大きく左右される。そうした条件を知り、その条件の中で質を高めることができるのが上級者である。
3 「目線」
「オンラインの目線」は簡単なようで、実は極めて難しい。
オンライン授業技量検定が始まれば、「目線」のコントロールの優劣は重要なポイントの一つになるだろう。
あなたがYou Tuber ならカメラを見続ければ目線は合う。しかし、「同時双方向授業」ではまた別の要素があるのだ。
4 「リズム・テンポ」
前項までの「オンラインにおける表情・声・目線」を意識して修練を詰めば、オンラインの授業は相当上手くなるだろう。
以下、「リズム・テンポ」「作業・確認」「対応・応答」「称賛・激励」等は、リアルなスキルと同様に上手くなっていく。リアルな教室での授業が上手い人はまた、オンラインでの授業も上手くなるのが早い。
5 「作業・確認」
オンラインでの授業でも、リアルな授業に近い作業指示や確認をすることが可能である。画面を鮮明に見せながら、教師が教科書に書き込みをしていく様子をつぶさに見せることもできる。そうした優
位性を理解し、ふだんからもっと活用していくべきである。
6 「対応・応答」
対応・応答も基本的にはリアルな教室と同じだ。
本書の前半を参照していただきたい。
ただ、若干異なる点もある。
7 「称賛・激励」
オンラインの授業で(いやリアルな授業でも)、最も重要なのはこの「称賛・激励」の項目かも知れない。
著者紹介
玉川大学教職大学院教授。
北海道札幌市生まれ。神戸大学教育学部初等教育学科卒業。
兵庫教育大学修士課程学校教育研究科教科領域教育専攻修了。
兵庫県の公立小学校に22年勤務。
TOSS(Teachers’ Organization of Skill Sharing)代表。
著書「子どもを社会科好きにする授業」(学芸みらい社)、「谷和樹の学級経営と仕事術」(騒人社)他、書籍・論文多数。

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この商品に対するお客様の声
教師用の教科書です
2021/08/22 投稿者:桑原和彦 おすすめレベル:★★★★★
1も素晴らしい内容で、この2も一気読みでした。オンラインの授業スキルは、この本以外に学ぶことはできないと思います。
繰り返し読み込まないといけない、いつも手元に置いておきたい教師用の教科書です。素晴らしい本を、谷和樹先生ありがとうございます。
『教育トークライン』誌で大好評連載中の「授業のベーシックスキル」書籍化の第2弾。
広く若い先生方に活用していただけるよう、『教師のベーシックスキル7+3』としてまとめました。
本書2巻では、「 6.対応・応答」について解説をされています。
また、時代のニーズに応え、特別書き下ろし「オンライン授業での教師のベーシックスキル」も収録!
谷氏監修のもとに、谷企画チームが制作・執筆した「チェックリスト」と「私の体験談」も掲載しています。実用的で、具体的なイメージをもって取り組むことができる1冊です。
解説動画を公開中!【教師のベーシックスキル】