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2021年10月号(No.538)は、SDGsの特集です!
今話題のSDGsの特集です。
今や東京ではSDGsトレインが走り、テレビの情報番組では各局が競うようにSDGsを取り上げています。
SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略で、2015年に国連が全会一致で採択した2030年に向けた取り組み目標です。地球がこのまま存続していくために、未来の地球をつくっていくために、具体的に取り組んでいける17の目標を設定したのです。
企業などでは積極的な取り組みが始められていますが、やはり未来を担う子供たちが意識を高めていく必要があります。幼・小・中・高の学習指導要領(幼稚園教育要領)「前文」にも「豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となることができるようにすることが求められる。」とあります。SDGsは余裕のある教師が行う社会貢献活動ではなく、全国の学校で取り組まなければならない必須事項なのです。
『教育トークライン』の谷和樹編集長はいいます。
「重要なのは「具体的な教材」です。
『議論するSDGs』(騒人社)
SDGsは、単に道徳的なモラルやマナーだけでは深まりません。「◯◯を節約しよう!」のような一面的で単純なスローガンだけでも進展しません。もし、地球のために何かを節約したなら、それをつくる人の仕事を奪うかも知れないのです。つまり、多くのSDGs問題には、「ジレンマ」や「トレードオフ」が存在します。複雑なのです。
それらを「議論」しながら、情報を集め、考え、悩み、そしてまた「議論」する……。そうした、リアリスティックな授業が必要です。
それに適した資料『議論するSDGs』を徹底活用していただく特集です。」
TOSSでは、以前からSDGsセミナーを行うなど、経済広報センターと協力して積極的に教育現場でのSDGsを推進してきました。騒人社からはSDGsを教えるための2冊の本が出版されています。今回はその第2弾『議論するSDGs』をもとに、SDGsの授業実践について、実力派の先生方に具体的に語っていただきました。
これからの学校教育に必要な重要な特集です!
【内容】
テキスト通りに授業し、議論できる力を付けてほしい(師尾喜代子)
目標1で活発に議論するためのステップ4(並木友寛)
保健体育×SDGsで深い学びを実現する(高田直美)
目標5 ジェンダー平等を実現しよう(紫前明子)
「SDGs」をもっと調べたくなる! 目標7 エネルギーをみんなに、そしてクリーンに(篠崎栄太)
目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう(加藤雅成)
目標11 住み続けられるまちづくりを(小島庸平)
「気候変動に具体的な対策を」には、価値判断を(村上諒)
社会科×SDGsの切り口は、多様だ(水本和希)
身近なお菓子からSDGsの取組みに迫る(塩谷直大)
自然愛護を教える際に紹介したいエピソード(松島博昭)
中学校 社会・総合─世界各地で顕在化している地球的課題をSDGsから考える(守屋遼太郎)
理科から議論する道徳「SDGs」へとつなぐ(吉原尚寛)
SDGsそのものの是非を問う(長谷川博之)
社会の授業例のコーナーでは、総持寺の「み霊祭り」を授業しています!
4年「伝統文化を受け継ぐ」の単元について、小川幸一氏が総持寺の「み霊祭り」の写真を使った授業例を提示してくださいました。
まず、盆踊りのような櫓と周囲で踊る人々の写真を見せ、次に学区の盆踊りの様子を見せます。学区の盆踊りの参加者が少ないことを子供たちに気付かせ、継承していくことの難しさを考えさせていくのです。
コロナ禍で開催が難しくなっている盆踊りですが、大本にあるのは平和への祈りであったり、昔の若い男女の出会いの場であったり、数々の歴史が積み重なっています。
身近でありながら、実は大切な伝統であるということに気付かず衰退に向かっている行事も多いのではないでしょうか。
一度立ち止まって見直してみることも大切だと気付かせてくれる論文です。
「新時代の学校物語」では向山行雄氏が自殺防止について語ります!
今回の向山氏の論文は「児童生徒の自殺防止」です。
昨今は耳を疑うほどの酷いいじめによる自殺のニュースが度重なっています。
中には「いじめ」ということばでくくるのではなく、はっきりと「犯罪行為」と言っても過言ではないケースもあります。
そのような事案に憤りを感じるのは当然なのですが、向山氏は全国連合小学校長会顧問として、学校の管理職の視点から論じています。
長期休業明けに増加する自殺。
対する各学校の対策。
それと共に、児童生徒の自殺は教育関係者にとっても極めてつらい悲しみだと向山氏は述べています。
「私の親しい知人が校長を務める学校で自殺者が出た。その知人は責任を重く受け止め、あらゆる交流などを控え、長期間の喪に服した。数年間にわたる係争案件の裁判の判決が下されて、さらに、長期間を隠遁した後に復帰した。社会復帰した後も、重い十字架を抱いて人生を歩んでいる。」
この事実は、教育関係者の重い責任を如実に表しているのではないでしょうか。
詳しくはトークライン10月号をお読みください。
「デジタル・トークライン」は豪華コンテンツぞろい!
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購読を迷われている方は、ぜひ、アクセスしてみてください。
http://talkline.tos-land.net/pr
「デジタル・トークライン」10月号
【CONTENTS】
1、向山語録 「みんなの力を借りて表してみたいと思います。」
2、谷編集長の5minアンサー「指導案の書き方」
3、TOSS教師に聞く Q&A! 関根朋子先生「子供たちを熱中させる音楽の授業」
4、特集:─新学習指導要領対応─ この単元を『議論するSDGs』で授業する
5、デジタル・トークライン連動企画!
6、大成功の絵画工作指導(カラー画像)
7、今月のサークル動画
8、本誌掲載論文の関連カラー画像
①写真で解説!TOSS流板書術・ノート術
②授業が激変!TOSS指導法最前線
③現在進行形の教科書単元
④「基礎基本の授業例」と「主体的で深い学びの授業例」
⑤授業技量向上の法則
⑥人気女性ライター トークラインここだけの裏話
9、本誌PDF
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〜『教育トークライン』とは〜
『教育トークライン』誌は、先生のための教育総合情報誌です。
“明日の授業にすぐに役立つ”情報から、これからの教育界を先取りした最新情報まで、幅広い情報を先生方にお届けします。
「すべての子供の学力を保障する」
このスローガンを掲げ、すべての子供が等しく高いレベルの教育を受けられるように、教育技術や教育情報を共有するための雑誌として、『教育トークライン』誌は誕生しました。
1989年の第1号発行より、多くの先生方の応援を受け、定期購読誌として発展してきました。
●『教育トークライン』の内容
・向山洋一(TOSS最高顧問)、向山行雄氏(全国連合小学校長会顧問)の貴重な論文
・“明日の授業ですぐに使える”情報や、最新の教育情報を知ることができる特集
・新任の先生でも、すぐに授業で試し、効果をあげることができる授業実践の紹介
・特別支援教育について、専門家や最前線で活躍する先生の、“困ったあの子にどう対応すればいいの?”という疑問を解決してくれる連載
など。
先生方の悩みが解消し、「明日、学校に行くのが楽しみになる」ように、『教育トークライン』誌は全力で応援しています。
学級経営や授業に悩んでいる先生、より良い教師になるために学びたい先生、ぜひ『教育トークライン』誌をご購読ください。